Jeeper Story
シャンパーニュ・ジーパーの誕生秘話

18世紀以降、グートルブ家はヴァル・ド・ラ・マルヌにあるダムリー村で上質なシャンパーニュを作っていました。 1940年代にグートルブ家を引き継いだアルマン・グートルブにとって、その歴史を変える画期的な出来事が起こります。

第二次世界大戦中、フランス軍の情報責任者だったアルマンは、敵の捕虜になりましたが、この若いワイン生産者が軍事秘密を漏らさなかったため、アメリカ軍及び連合軍の兵士たちを絶体絶命の危機から救ったのでした。しかし、アルマンは失意のうちに故郷シャンパーニュに戻ることになりました。戦争で大怪我を負い、足を切断することになってしまったからです。

JEEPERの名前の由来

JEEPER名前の由来アルマンの窮状を聞きつけたアメリカ軍は、ブドウ畑を自在に移動できるようにと四輪駆動車Jeepを彼に贈ったのです。これに乗ってシャンパーニュ中を走り回るようになったアルマンは、人生もビジネスも再び輝かせることができたのです。

1949年、アルマンは自身の体験と、他のワインと差別化したいという思いから、シャンパーニュをJeeper(ジーパー)という名前に変えました。シャンパーニュらしからぬ名前をつけたアルマンを、いつしか地元の人々は親しみを込めて”Jeeper Man”と呼ぶようになったのです。これが、シャンパーニュ・ジーパーの誕生秘話です。